ULからUへB


せっかくなので外装関係にも手を加えて1930年代の純度を高めていきます。
年式が違っても走行にはまったく支障がないところですが
可能な限り年式どおりの部品に交換していきます。

VIBES誌に連載されていた「まるさんの旧車イズム」でも述べられていましたが
「その年代ごとにメーカーとして最善を尽くしてきただろう
ハーレー社が行ってきたことを考えながらレストアするのもまた
ハーレー社が与えてくれた楽しみのひとつ」・・・確かに♪



フレームのほうがひと段落ついたので
スプリンガーフォークのロッカー周りを1930年化します。

これらの部品はまたしてもBREEZE山本さんから
今の部品とタダで交換!してもらいました。

山本さんにはホント頭が上がりません。
1930年代の純正ロッカー。
パーカライズ処理してからは未使用の極上品らしい。

すげぇ。
グリースニップルが入るところの台座がありません。

違いはこれだけっ♪
今まで使っていた1940年代の純正ロッカーと比較。

グリースと排ガスで汚れて見えにくいと思いますが
ニップルの根元に台座があります。

こやつと交換〜!!
次は1930年代のシャックル。
グリースニップルが2箇所。これが1930年代らしい。

しかもこれはニップルの位置が90度ずれているので
1939年のみ採用されたタイプ。

すげぇ。
1940年代はリアレッグ側にニップルがなく
代わりに固定するボルトのほうにニップルがあります。
上)1940年代
下)1930年代

こちらも強度に問題あったのか
1940年代になると太くなります。

こやつと交換〜!!
参考までに1938年までのシャックル。

BREEZEにある1946年式FLで発見。
ニップルが両方とも上側についています。
で!!

そして山本さんにタダで交換してもらった
もうひとつの超レアレアな部品。

サイクルレイの純正ヘッドライトレンズですが
ななんとナンバー「2」!!!!!!!

すげぇ。
今までの「7」もレアなんですが
さすがに「2」には敵わないですわ。

こやつと交換〜!!

山本さん、ホントにホントにサンキューっす。
Tバーは面白いものをヤフオクで入手しました。

1936年式のRモデルにのみ採用されていた
スモールヘッドの純正Tバー。
グリースニップルは上側。
シートポストのクレビスピンホールは1箇所です。

1936〜37年式の純正Tバーが見つかるまではこれを使います。
気がついたらTバーだけで5本も揃っちゃいましたw
で次回予告。

石川県の1939年式ナックルボバー乗り
変態長兄のすぷ兄から本日ブツが到着。
1936〜1940年までしか採用されなかった
「超」レアレアな部品。

さすがは変態すぷ兄、3セットもストックしてるし♪



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