ハンドルバースパイラルの部品交換

今回はハンドルバーのスパイラル内部の
スロットルの回転に関わる部品の交換です。
 
このあたりのセクション。
 
1937年式スタンダードバンドルバーに交換しましたが
ついでに進角とアクセルのワイヤー(3334-32)を
インナー、アウター両方とも新品に交換しました。
 
ワイヤーが新品になって動きがスムーズになったことで
スパイラル自体の動きの悪さが露呈しました。

ゆっくり回転させると僅かに引っかかりが確認できます。
 
スパイラル内部の部品のチェック。

ここの部品の摩耗がスロットルの回転に影響します。
 
まずはローラーブロック(3321-31)のチェック。

左)今まで使用したもの
右)新品

削れて段差が出来ていました。
グリスアップしてもこの段差が動きに影響を及ぼします。
 
次にプレーンローラー(3320-10)のチェック。

上)今まで使用したもの
下)新品

こちらもかなり削れていました。
 
特に右側のプレーンローラーはナットみたいですw

スパイラル内側の溝に沿って動く部品だけに
グリスアップが不十分の状態で使用すると削れていくようです。
 
サクサクと交換します。

ローラーだけは大きくてスパイラルに収まらなかったので
ディスクグラインダーに回転させながら当てて
外径を少しずつ小さくしていきます。

内径ぴったりのドライバーにはめてクルクル削りました。
 
交換後。

動きが更に滑らかになり
気になっていた僅かな引っかかりもなくなりました。

遊びもなくなりワイヤーの動きも機敏に!
 
1937年式の進角ワイヤーの取り回しは酷くて
ただでさえスロットルが重たくなりがちですが
今回の部品交換で更に軽くなりました♪

1937年式はマニホールドの上を通るルートですが
1938年以降はマニホールドの下を通る
カーブの緩やかなルートへ変更されます。

こだわって再現しています♪♪♪
 
今回交換した部品はAARで購入しました。

ローラーブロックは1個431円
プレーンローラーは1個287円

スロットルが滑らかになって幸せデス。








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