フロントクラッシュバーの加工

今回はフロントクラッシュバーのなんちゃって加工です。
  
フレームとスプリンガーフォークは
年式どおりの28度で揃いましたが
クラッシュバーとフロントフェンダーが未だ
1940年代(29度用)の部品であるので
フロントダウンチューブエリアのクリアランスが
1度分だけ詰まっています。
 
こちらは1936年式後期〜1940年式のクラッシュバー。
プレスしたステーになる部分はこれくらいの長さ。
   
オーシャンビートルにある1938年式EL。

わずか5年しか採用されていないので
このような状態の良い純正品を探すのは困難です。
そして超高価デス。
 
これは1940年式以降のクラッシュバー。
フレームが29度になり1度寝たので
それに合わせて(かどうかは確証を得ませんが)
ステーになる部分も長くなっています。
   
1度分のずれの影響でハンドルを左に切ると
フェンダー下端がクラッショバーと擦れています。

走行には問題ありませんがどうしても納得いかず。
   
1940年式までのクラッショバーは
レプリカが発売されていますがこちらも448ドルと高値。

とうことでなんちゃって1930s化を施します。
まずはドリルでステー部内側に穴をあけます。
   
穴は当時カタログとにらめっこして
内側に20mmほどずらしてみました。

穴は11φ。
    
  グラインダーで余分な部分をカットして
黒スプレーを軽く吹いて塗装します。

   
早速装着です。
こちらが加工前。
   
こちらが加工後。

クラッシュバーがフットボード側に
20mmオフセットされたので擦れなくなりました。

448ドル節約成功♪
   
ついでにマッドフラップに注油。
3年ほど放置したのでガンガン吸いましたw







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