ULからUへL


2008年10月からの始まったULからUへのコーナーもちょうど1年。
今回ついに感動の最終回です…涙

今まで飽きずに見てくれてありがとう!!!



腰下は新しい「U」ケースに交換です。
クランク周りはULからそっくり移植しました。
腰上の中身は社外品を取り入れます。

社外品の+030のピストンに
バルブも全て新しく社外品で揃えました。
ピストンクリアランスは0.065mmに設定。
前回のオーバーホール時と同じ数値。
OHVに比べるとユルユルデ〜ス。

シリンダー内部はホーニング加工を施します。
なぜかリア側だけ鍍金されていたので
剥離して耐熱塗料で再塗装しました。

外国人ってホントメッキ好きねw
ヘッドは今まで使用していた1ラインミッドコンプ「9.3」
耐熱塗装してさくさく組んで蓋しちゃいます。

フィンの欠けももはや愛しい♪
オイルタンクも鍍金剥離して
アイボリーに塗装しました。

フィラーゲージは1940年代のものですが
そのまま使用します。
デスビは今までULで使用していたものを
そっくりそのまま乗せ換えます。

コンデンサーは純正デルコ製。
4年使用もパンク知らず。さすがは純正♪
オイルフィードポンプは状態のよい
今回購入したUエンジンに着いていたものを
使用しました。

カドミウムメッキが素敵ス。
・・・で!!

いきなりですが…!!

ついに完成ーーーーー!!

1年ぶりにバイクのカタチになりました。
感動で涙が止まりません!!
そうま職人によるリペアBUCOサドルバッグも
GLUCOジュエリー10個で無事装着!!
フロントフェンダーのクリアランス1930年代化は
AAOK様の遅延行為により来シーズン以降に
持ち越しですが…良しとしましょう♪

いや〜実際長かったよwww
福島県陸運支局で無事に新規登録完了。
職権打刻に代わる国土交通省の登録シールが
ネックに貼られてマス。

これはダッセー。
納車前にもうひと手間加えます。
バディシートを1930年代のものに交換します。

上)1940年代
下)1930年代
福島旧車会のヤンさんが
1930年代のバディシートを買ってくれました。

本当にありがとうございます♪♪
こちら1940年代以降のシートパン。

水抜き穴が空いてあり、タンデム側に
鉄板の補強が入っています。
1930年代のシートパン。
水抜き穴がなく、補強も入っていません。

お決まりのところにクラックが2か所確認できます。
後年補強に至った経緯を
身をもって体感できるのも1930年代ならではw
シートパンの反りを修正して無事に装着です。
このテロテロ感がたまんねぇス。

今まで使用した1940年代純正バディシートは
そのままヤンさんの元へ。
1940年式ELからの遺品がまたひとつ旅立ちました。
慣らし運転を兼ねて
2日かけて一般道と高速を使って
川越まで300kmを無事に走って帰還しました。





越船プロジェクト「フレーム&エンジン交換」

嫁の「で、どこがどう変わったの??」という発言をもって
越船プロジェクトの完了宣言といたします!

お付き合いいただきありがとうございましたm(__)m








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