ULからUへE


エンジンの腰下と腰上のオーバーホールが完了するまでに
まだまだ時間がかかりそうなので
その間に外装関係の手直しをしていきます。



さすがはAAOK。
在庫を確認して注文入金してから1ヶ月以上経つのに
いまだ発送の連絡すらありませんw

本当はAAOKには注文したくないんですが
ここにしか取り扱いのない変態な部品が結構あるので
ガマンガマン・・・。
AAOKから部品が来ないと外装が組めません涙

待ってる間に外装の小細工に着手。

まずは3年前にvintage1903さんから入手した
1930年代の通称「9ボルト」純正ホーンの小細工♪
せっかくなのでホーンの紹介を。

「9ボルト」の名前の由来は
裏側にあるボルトが9本だから。そのままス。

中心に「DERCO REMY」の刻印が入っています。
ホーンの上下それぞれに
ステーを介して車両に装着します。

ちなみにW系は左右にステーを介して装着します。
これは1941年以降の純正ホーン。

W系のスプリンガーフォークがアイビームフォークから
ビッグツインと同様のタイプに変更されたことにより
上下に分かれていたステーをワンピース化させ
更にホーンに直接溶接することで
部品点数を大幅に少なくして合理化されました。

ホーン自体も裏側のボルトも6本に簡素化されます。
「6ボルト」とは呼ばないようですが。
1941-46年式はアッパーホーンブラケットに
ワンピースホーンステーを直接装着します。

夜間プラスターミナル用の絶縁体は茶色の樹脂。
横から見るとホーンが飛び出しています。

年式違いでも装着可能です。
納車時は1941年以降のホーンを使用していました。
1938-40年式はアッパーホーンブラケットに
夜間ターミナル用の絶縁体(繊維とゴムの複数層)を介して
ホーンが装着されます。

ちなみに1941年以降のホーンでも
加工すればこれと同じように装着することができます。
1941年以降に比べて
ホーンの出っ張りが抑えられてスッキリしています。

1930年代っぽくていいね〜♪
同じ1930年代でも1936-37年は若干違います。
写真はノンレストアの1936年式EL。

1938-40年式とほとんど変わりませんが
ブラケットのカタチと素材(革?)が違います。
夜間ターミナルの配線もありません。
・・・と前置きがかなり長くなりましたが
今回の小細工はそのブラケットです♪

上)1936-1937年のブラケット
下)1938-1940年のブラケット

自作しようと思っていましたが
ebayにレプリカが出品されたので
速攻で河童兄に獲ってもらいました。
さくさくと取り付けました。

いいね♪

マニアな米国人がいてホント助かります♪
早く1937Uに装着したいス。
小細工その2。
2ポストカットアウトリレー。

河童兄にお願いしてebayでゲットしました。
NOS品だということで購入しましたがレプリカ丸出し。

ずるい米国人がいてホント苦労します。
上)1937年までの2ポスト
下)1938年以降の3ポスト

1937年まではジェネレーターランプがないので
カットアウト機能だけの2ポストです。

3ポストでも使用には全く問題ありませんが
使用しない端子があって1937年式にはノンクールw
カバーは当時純正品を着けます。

カバーも「Delco Remy」の刻印が入った
レプリカが数多く出回っていますが
当時モノかどうかは裏側から簡単に鑑定できます。
1937年まではジェネレーターランプがなく
代わりにメーダーダッシュの左側にある
アンペアメーターで発電状況をチェックします。
ナラワさんの驚愕純正アンペアメーター。
ニードルが細く短くて針の動きも機敏です。

しかも先端が綺麗なハート型でカッコイイ!!
欲しい〜!!!
僕のはAAOK・・・wのレプリカ。

こんな2年間しか採用されなかった希少な部品で
しかも走行には影響のないものまで
ちゃんとレプリカで供給してくれるので
AAOKに助けられてはいますけど。


とにかくAAOKいろいろと頼むぜ・・・!!



   >Next





inserted by FC2 system