ULからUへD


フレームなどの骨格の塗装に入ります。
同じ塗料で同じ時期に一気に塗ることで
レストアバイクにありがちなチグハグ感を拭う作戦ですが
果たして成功するのでしょうか??



下地むき出しで丸裸状態だったフレーム。
他の部品が揃ったのでようやく塗装に入ります。
まずは下地処理。
赤いプライマーを均一に吹き付けます。

塗装はBREEZEの山本さんにお願いしました。
お世話になりっぱなしです。
赤色が黒の塗装の剥がれからチラっと覗くのだ。

ナイス〜♪
謎のハンドルバーも同様に
赤いプライマーで塗装していきます。

ミラークランプなどで塗装が剥がれたら
この赤色が効きそう♪
クラックがあった箇所は修正しました。
クラックごとV字に切り取って上から溶接。
綺麗に直っています。

パウダーコート剥がしてよかった♪
リアレッグとフロントレッグも塗りなおし。

この2つのパーツの色合いが違うのは
自分の中では妥協できないポイントでした。

まとめて一気に塗っていきます。
そして黒に染め上げていきます。

ウレタン塗料で吹き付け。
艶があまり出ないように塗装してもらいました。

仕上げのクリアーを一切吹かなかったので
しっとりとした黒色になりました。
ハンドルバーも同じ黒塗料で塗っていきます。
フロントレッグとリアレッグも
無事に同じ色合いで塗装できました。

やったネ♪
Tバーとセンタースタンド、クラッシュバーも
フレームと統一感を出すため同時に塗りなおし。

プライマリーケースも
インナー側とアウター側を一緒に塗ってみました。
乾くのが待ち遠しい・・・。

その間にロッカークラッチの違いをアップします。

左)今までの1940年代
右)服部師からもらった1936-37年式
裏側。

左)1940年代
右)1936-37年式

1940年代と比べると高さがこんなにも違います。
ブラケットの肉抜き穴に注目。

1940年代は4穴。
1936-1937年は2穴。

レプリカ品が存在しないので国内外のオークションで
毎回怒涛の入札ラッシュww
クラッチリリースレバーにも違いあります。

1938年初期まではリンケージ固定用の溝が
ハンドクラッチコンバージョン用のために
内側にも切ってあります。

あまり活用されなかったようで
1938年後期以降はフットクラッチのみの1箇所に簡素化。

乾燥を待つフレームたち。

1937年式の証が2箇所も見える
マニアにはたまらない最高のアングル♪

たまんねぇぜ・・・ww



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