納車までA


純正のフットクラッチ部分。
ここも1940年代とは形状が大きく異なります。
ペダルの間隔が広くストロークが長いです。

1930年代はカドミウムメッキで白の梨地ですが
これは黒く塗装されています。

※この部品は1940年代のWL用であると判明(2007加筆)
フロントホイール。
スポークはリムと同じく黒に塗装されています。
1930年代はカドミウムメッキされていますのでここも交換です。

アクスルシャフトはパーカライズのものに交換しました。
グリップです。
かすかにHARLEY-DAVIDSONの刻印が。
刻印アリの社外品もありますが
どうやらこれは当時モノのようです。
裏に当て布がされているかが鑑定箇所です。

左はヒビ割れしていて要交換です。
イグニッション部分。
スイッチ自体は社外品ですが
入手が困難な黄色の無地のコタツ配線が確認されます。

正直配線まではこだわらないのですが嬉しい部分です。
ヘッドライトシェル。
GUIDEのサイクルレイヘッドライト。
社外品でも入手可能ですが字体が違います。

再塗装しました。
デルコレミーのカットアウトリレーです。
メッキがくすんで雰囲気あります。

1937年はアンペアメーターが標準装備で
GENライトの配線は不要なので
2ポストのカットアウトリレーですが
これは1938年以降の3ポストです。

使えるので3ポストのままでいきます。
マスクタイプのメーターダッシュカバー。
当時の資料によると
ここはボディカラーに関係なく黒色です。
1939年以降はボディと同色に塗られます。

ということで黒くしました。
いよいよ組み立てです。
まずはエンジンがフレームに戻りました。
ミッションもフレームに載ります。

トップ部のネジは
パーカライズのマイナスネジに替えました。
リンカートキャブレターM-51です。
真鍮が黒のシリンダーに映えます。

チョークレバーは1941年以降の大型のものが
装着されています。



   





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