整備記録 (04)

このULも1000マイル走りました。
部屋の模様替えのように、ちょっとマイナーチェンジしてみたくなりました。

フロント、リアに着いているクラッシュバー
(今で言うエンジンガード?)を外してみます。
納車当初から着いていたクラッシュバー。
以前はあまり気にならなかったのですが
30年代は装着されていない車両が多いようです。

クラッシュバーのない車両は
18インチの細身のタイヤが強調されてカッコイイ。

今回外そうと思った理由のもうひとつはこれ。

30年代のツールボックスは縦開きなので
フタがクラッシュバーに当たります。

ここが限界です。
これでは工具の出し入れが不便。

ちなみにウチにある工具はこれがほぼすべて。
車載工具以外はほとんど持ち合わせておりません。

旧車乗りとしては半人前以下です。

そしてもうひとつがコイツ。
数年前に友人からハワイのお土産にもらったソケットレンチ。
今までこのふたつでしのいできました。

今回もこれで乗り切る寸法です。

リアのクラッシュバーから外していきます。
まずはサドルバッグを外します。

リアフェンダーに固定されているボルトを外します。
フェンダーのヒンジをあげて裏のナットを押さえる予定。
・・・届きません。
手を無理やり突っ込んでもダメ。
タイヤとフェンダーのクリアランスがほとんどないので届かない。

早速BREEZEに電話。

「リアタイヤを外さないと外せませんよ」

服部氏の指示のよると
リアのアクスルシャフトを緩めてタイヤを一度前にずらせて
2次のチェーンをはずし、タイヤを後方へ移動させるとのこと。




ここまで!
手持ちの華奢なモンキレンチでは外せません。
諦めました。



フロント側に着手。
外すボルトは計6個。
どれも簡単にはずせそうです。

まずはダウンチューブにあるU字クランプを外します。

フットボードに共締めされているのでここも外します。

簡単簡単!!

ブラケットに負荷がかかるので左右のフットボードも外します。

楽勝楽勝!!



ここからは写真がありません。
理由は写真を撮る余裕がなかったから。



すべてのボルトを外してクラッシュバーをフリーにさせて
外そうとしましたが、はずれません。
フロントフェンダーが邪魔をして抜き取れないのです!!



ダウンチューブとフロントフェンダーとの距離が異様に狭い30年代が泣かせてくれます。



巨大知恵の輪です。格闘すること20分。



諦めました。


結論からいうと
フロントのクラッシュバーも
フェンダーを外さないと外せないのです。
そしてフェンダーを外すにはタイヤを外さなければいけません。

作業効率の悪いバイクだな〜。

素人作業では外せないということが分かりました。






知恵の輪の最中にできたフェンダーのキズ(涙)



ドラクエでいえば

洞窟に攻め込んでいったけどアイテムとれずに全滅。
ゴールド半分になったけど経験値があがった。

そんな感じかな。








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