タンデムシート装着

今回はタンデムシートの装着です。

1950〜60年代に流行したとされるタンデムシート。
シートがセパレートになっている理由は…
 
観音開きでキャリアーとしても使用できる
当時の日本人の創意工夫がビンビンに伝わる代物です。
バイクが運搬車として第一線で活躍していた時代の
古き良き産物ですね。

メグロ純正品ではありませんが
ノスタルジックでマニアックな部品なので装着してみます。
 
購入時からS8に装着されているキャリアー。
メグロ純正品でしょうか。
 
キャリアーは前後4か所でボルト止めされています。

リア2か所はフェンダーに直接装着されています。
 
フロント2か所はフレーム部分に装着されてます。
これで強度を確保しているんですね。
  
キャリアーを外すとこんな感じ。
ハーレーと比べると華奢ですな。
  
タンデムシートのフェンダー接合部分の鉄板は
ペラペラに薄い鉄で強度もなさそうなので
今あるキャリアーに載せる方法をとります。

というかキャリアーに載せるのが正解なのか?
 
作業開始。

まずは家に転がっていた2mm厚の鉄板を
サクサクと加工して適当にステーを作ります。
   
キャリアーをタンデムシートの鉄板とステーとで
挟み込むようにボルト締め。
ボルトを締めこむと鉄板がどんどん沿ってくるので
鉄板ごとにナットで固定しました。

これがフロント部分。
  
リア部分は購入時についていたコの字のステーを
キャリアー裏の溝に喰わせるようにしてボルト止め。
こちらも同様にナットで固定です。

ちなみにボルトは当時ものと思われるマイナスの皿ネジ♪
 
で!
さっそく完成〜!!
 
いいんじゃないでしょうか♪
 
取っ手は小学校のグランドにある鉄棒を彷彿とさせる
絶妙な錆加減w

タマリマセン♪♪
 
これは文句無しにカッコイイっす!!!!
 
パッカーンと開けば大型のキャリアーにもなるよ。








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