フライトジャケット


フライトジャケットのサイズダウンの記録です。



10数年前に購入した旧リアルマッコイズG-1。

G-1はA-2に比べて腕回りや身幅が大きくて
体格のいい人にあったデザインです。

自分には34インチでもオーバーサイズでした。
ガンガン着倒したので
ウエストと袖のニットが伸びて
裏地も擦り切れてボロボロになっています。

ジッパーの噛み合わせも悪くなったので
サイズダウンとリペアをアレスさんにお願いしました。
持ち込みOKとのことでしたので
G-1用の2段リブと
裏地はA-2の5機撃墜ご褒美で有名な
レッドシルクを持ち込ませていただきました。

ジッパーはアレスに在庫していた
タロン製のものを使用します。
ここからはアレスでの作業内容です。

まずは噛み合わせが悪くなった
フロントジッパーを外します。
初期のマッコイ製品は
タロンのベル型を復刻した「McCOY」ジッパーです。

初期製品の証ですが外します。
次にウエストのニットを取り外します。
袖のニットもサクサクと切り離していきます。
身頃を外します。
ポイントポイントで印をつけていきます。

後で縫製する時に
この印を頼りに作業をするためだそうです。
縫製の順番など正確に再現するように
画像でも保存していくようです。
全てのパーツの取り外し作業が完了しました。
サイズダウンです。

アームホールは
肩側で5cm、手首側で3cm詰めます。
胸囲部分で6cm、ウエスト部分で5cm
サイズダウンしました。
元に戻す作業に入ります。

まずはボロボロになっていた裏地に
アイロンをかけて綺麗にしていきます。
整えた裏地から型紙をつくります。
型紙にあわせて裏地を裁断します。
裏地の縫製。
なんだかとても年代物のミシンです。
マッコイネームのラベルも縫いつけます。
仕上がった裏地をジャケットに縫いつけていきます。
仕上げの縫製作業に入ります。

元のステッチラインに合わせて縫いつけます。
プロの仕上げです!!
ニット部分もジャケットに縫製してます。
最後にジッパーを縫い付けていきます。
で!

完成しました♪
レッドシルクがいいです♪
肌触りも滑らかですw
作業前との比較。
胸囲とウエスト部分が大きいですね。
ニットが伸びているのが分かります。

アレスによると
フライトジャケットは日本人の体格には
なかなか合わないようで
特にG-1をサイズダウンする人が多いようです。






前後比較写真。

身体に吸いつくようにサイズダウンされています



>Back





inserted by FC2 system